昔々、アサイチを見ていた時のことです
整理収納アドバイザーの伊田典子さんの特集でした
在庫を置かないことでキレイを保たれている典子さん
「しょうゆも在庫を置かなかったら、きれた時にどうするの？」
という質問に対しての回答がこちら
「塩味にしたらいいじゃないですか」
「ないことを楽しむんです。工夫が生まれますから」
お～～醤油がキレる前に買っておかなきゃ
安いうちに買っておかなきゃって思ってたわ・・・
確かに、違う味にすることもできるんでした
と、当時いたく感動したのを思い出しました
私が子どもたちに体得してほしいものが、まさに「工夫する力」
大人も「ない」ときって、どうしようって考えますよね
自分の今持っている知識を総動員しはじめる瞬間
今の世の中、便利すぎて、工夫する時間は意識しないと作れない
子どもたちも、家で学校で習い事で、朝から晩まで教えられっぱなし
自分で考えて工夫する機会ってあったっけ？
不足の状態ってあったっけ？
本当は子どもたちは楽しく、簡単に工夫したり想像したりしてくれます
工夫しているときこそ、思考力がびゅんびゅん増えていきます
不足で困ったときこそ、学力養成のチャンスです「さあ、どうしちゃう？」
ここで私たちがすることはすぐに正解を与えない
すぐに買い与えない
すぐに手伝ってあげない
子どもたちが考えて成長するチャンスを奪わないことです
優しく待ってあげて
一緒に考えてあげて
そして共感してあげて
