低学年は特に不要です。
高学年は式が必要です。
絵が先です。
式から書くとイメージせず、
数字の操作だけで解くことがあります。
意味がわかっていなくても、
式みたいなものは書けますから。
しかも、なんとなく計算していると、
解いてる風、
考えてる風、
やってる風に感じます。
教室の子ども達を見ていると、
考えたくない時、
意味がわからない時、
筆算をやたらとはじめる気がします。
低学年のうちは、絵だけで十分です。
最後に式を書ける子は書いてもらいます。
高学年の子は、最後に式を書きます。
考えた過程を算数語に変換します。
慣れてくるとある程度の絵を描きながら、
式を途中で書いています。
1倍+5倍=6個ぶん
つまり 1+5=6
のような式を思いつかない子もいます。
基本的に問題文に出てこない数字は、
どう導いたのかを表す式が必要です。
そのためにも、絵図を見やすく、
整理しながら描いていきます。
絵図、筆算、式、答えの4点セットが
プレゼン資料のようにまとめて書ける
ようになるといいですね。
四年生から徐々に練習して、五年生からは
書けるようにしていきましょう。
たまに、筆算を式と思っている子がいます。
筆算はメモです。
式は
18×2=36
といったイコールで繋がれたものです。
学校の文章問題は、1つか2つの式で
解けることも多いです。
どんぐり倶楽部の問題は、
式がたくさん並ぶことも多いです。
式を見れば、いかに複雑なことを
しているのかがわかります。