教室の一コマ
年長さんの頃から間違えると泣いて怒った
ゲームのUNOをしたいと言うけど
負けると大泣きして怒る
「負けても泣かない」と約束する
それでも負けたときは、大泣きする
小1になった
まず自分の好きな遊びの絵を30分以上描く
その後どんぐり問題に取り組む
不正解だったら泣く
そのたびにどうしたらいいのか考えた
正解、不正解を伝えないようにしたり
お話をしてみたり
そして昨日
「今日はこれやる」と自ら問題を選んで
すぐに問題を「読んで」と言う
いつもの遊びの絵を描かなかった
赤い花と白い花の問題は不正解だった
添削しているとき、自分のミスに気づいた
上を向いて涙を溜めながら
「泣かない」とぼそっと言った
私が泣きそうになった
子どもは成長する
成長を信じて待てるかどうか
泣かずに、問題をやる日がくる
それは突然くる
成長を促す良好な土壌と肥料
それは環境設定と親の関わり
それが整ったとき
子どものタイミングでそれが起こる
糸山先生が言う通り
あるときぽんっとステージが上がる