「うちの子、算数の文章問題が苦手かも!」
と思ったそこのママちょっと待った

 

文章問題が苦手な子どもの頭の中
どうなってると思う?
こんにちは、家庭教育研究家の山森朝子です
私の子育て中に、知っておきたかったこと
じゃんじゃんシェアしていくよ〜

 

今日は
「算数の文章問題が苦手な子の頭の中には、
あるものがポッカリ抜けてる」って話

 

 

「100ー70=30」は秒で解けるのに、
「りんごとみかん合わせて100円。りんご1個70円、みかんはいくら?」
ってなると、急に「え…?」って
「え、読めばわかるじゃん!」って思うよね

 

「ちゃんと読んでよ!」
「何で間違えるの?」
ついイラッとしちゃったり

 

でもね、子どもたち、実はちゃんと読んでる
じゃあ何でわかんないの?  

答えは

頭の中に“絵”が見えてないから

言葉を読んでも、それがイメージにならない
「70円のりんご」って言われても、
頭の中でフワッと浮かんで通り過ぎるだけで
具体的なりんごにならないんだって

 

たとえば
「立ったついでにりんご1個持ってきて」
って言われたら
私たちって一瞬でりんご取りに行くよね

「冷蔵庫のやつね」とか
「昨日お隣さんからもらったデカいりんごだな」とか
で、サッと持ってこられる

それは私と相手が同じ“絵”を頭に描けてるから
でも、これが急に
「ビマ アンニー、トゥッファーハをワヘド持ってきて」
って言われたら?

…頭、真っ白(笑)
「え、何!?何か持ってくるの!?」ってパニックでしょ

実はこれ、アラビア語が入っていて
「ついでにりんご1個持ってきて」
って意味なんだけど
知らない言葉だと頭に何も浮かばない

 

これ、子どもが文章問題で止まる時の感覚と一緒
私たちって、普段どれだけ“絵”で生きてるか気づいてる?
言葉を聞くたび、頭の中でイメージがパパッと湧いてる

 

そのスピードが早すぎて、
自分がイメージしてるってことすら気づいてない

子どもには
まだその“絵”が描けない言葉があるんです

 

じゃあ、どうすればいい?
子どもに「頭の中の絵」を描いてもらえばいい

りんごはどんなりんご?青いの?赤いの?茶色いの?
みかんはどこにあるのかな?
りんごとみかんを合わせるってどういうイメージ?
70円って何?

時間かけて、自由に描かせてみる
正解とか関係なく
頭の中に「何が見えてるか」を知るのが先
そしたら、子どもの“りんご”と私の“りんご”が
ズレてるのに気づくかも

私、昔は「何でこんな簡単なのがわからないの!」
ってガミガミ言ってたわ〜
でもね、子どもはちゃんと問題文を読んでた
ただ、意味が頭に浮かばないから、
「読んでもムカつくだけ」ってなる(笑)
そりゃイライラするよね親も子も

今なら「読んでるよー!」って
心の中で叫んでるのがわかる

 

で、ママとしては思うわけよ
「こんな簡単な言葉がわからないわけないよね?」
「うちの子がこんな問題でつまずくなんて…」
認めたくないし、不安になるよね
そんな風に育てた覚えはないよって

「たまたま間違えただけ!」
って思いたくなる気持ち、めっちゃわかる
でもね、そのまま流しちゃうと、
気づくのが遅くなって偶然に任せるしかない

 

だからちょっと立ち止まって、
「私がこの言葉、ちゃんと使ってあげてたかな?」
「イメージできるように話してあげてたかな?」
って振り返ってみてね
もし足りてなかったら、これから意識して使ってみて

  

子どもって、家庭で賢くなるよ
一つひとつの言葉を丁寧に、
絵に描いて一緒に解いてみる
そうすると、「わかる」と「わからない」の線が見えてくる
だって、わからない言葉は絵に描けないから

子どもが言葉をイメージできるように、
ママがゆったり話しかけること
一見ゆっくり、実はこれが超最速

それが、全部の学びの土台になる
頭の中に“絵”が見えるようにね
結局ね、算数文章問題が苦手な子の頭の中には
“言葉のイメージ”がないだけ
算数が苦手なんじゃなくて、
イメージする力がまだ育ってなかっただけなんです

 

子育てって大変だけど、
こういう気づきがあるとちょっと楽しくなる
読んでくれると嬉しいです

 

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