割算が苦手な子ども達
ではなく、
割算が苦手だと思っていない子ども達
の方が正しいかもしれません。
「箱に20個のおまんじゅうが入っています。
1箱1000円です。
お饅頭1個、いくらでしょう?」
私たち主婦は、同じ商品でも、
とっさに1000円と、1300円の商品、
内容量にどれくらいの差があるのか、計算します。
洗剤など、必ず使うし、今後も使うなら、
多少高くも容量の多い方を買った方がお得。
100mLあたりの値段や、1個あたりの値段を計算して、
高い、安いを決めて、購入判断としていると思います。
今の時代、あまりお金に困っていない子ども達は、
多く払うことになっても、お母さんが払うから別にいいと言います。
公平に分けてと言うと、大体でいいと言うからびっくりします。
上記の問題の場合、
1個 100円で計算してみたら、2000円にならない。
1個 50円で計算してみたらどうかな?と
考えていく子が多いような気がします。
50×20=1000
ちょうど1000円になったから50円が正解と考えます。
もちろんそれでもいいのですが、数が小さい時しか使えない方法です。
割算の意味がもう少しわかっていたらいいのになと思うことがよくあります。
つまり2000÷10 をぱっと思いついて、計算できるようになることです。
お家の中で、1個何円と考える時間を作ってみてください。
お店で、どっちが安いか考える時間を作ってみてください。
小学校の算数は、日常生活で十分勉強できるんです。
ところで、11月25日は、
糸山先生の東京講演会です。
0から18歳の子育てと教育のお話しを聞きに行きませんか。