一つ目は言葉の理解度がわかります。
「赤いボタンが4個なくなりました。
残りは12個でした。
最初は何個あったでしょう」
ある子は、「残り」の意味がわからない。
ある子は、「最初」の意味がわからない。
丁寧にすべての言葉を絵にしていく中で、
どの言葉に慣れ親しんでいないのか、
理解が曖昧なのか、
なんとなくしか わかっていないのか、
間違った離解をしていたのか、
が見えてきます。
絵に描くということは、
わかっていることしか描けないから。
分からない言葉の発見ができるんです。
日常生活で丁寧に使っていくことで、
その言葉のイメージができていきます。
ゆっくり、
楽しく、
意識して言葉を使います。
「わかっていると思っていた」
その言葉、
実は、理解できていなかったりするんです。
ただの算数文章問題ではありません。
知らない言葉 発見器なんです。